タオルのお洗濯豆知識
タオルを知ってみよう
ちょとした工夫や扱い方次第で、繊細なタオルも長持ちしやすくなります。 出来るだけ長くお使いいただくためにタオルソムリエからのプチアドバイスをぜひお試しください。
タオルソムリエとは?
タオル選びのアドバイザー。タオルの織り方や風合い、糸などの専門知識を持ったタオルのスペシャリスト。 当店には多数のタオルソムリエが在籍しております。タオルのお洗濯方法
1.
使う前にまず洗おう
- 洗うひと手間を加えることで、タオルの製造工程で付着した細かい汚れやほこり等を流し、より清潔な状態でお使いいただけます。 今すぐ使わない場合も、一度洗ってから保管することで色あせを防ぐ効果があります。 また、カラータオルは色移りを避けるためにも白いものと分けて洗うことをオススメします。
2.
柔軟剤は使い過ぎにご注意
- タオルをやわらかくしようと過度に柔軟剤を使用すると、吸水性が悪くなる原因に。 使っていくうちになんとなく「ゴワゴワしてきたかな?」と感じたら、適量の柔軟剤を使ってみてください。
3.
干す時のひと手間でふわふわの手ざわり
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洗濯機から出した直後のタオルは、水分によって繊維同士がくっついているため、この状態のまま干すと乾いた時の手ざわりが固くなってしまいます。
干す前に、まずはタオルの角を四方に引っ張ってゆがみを整えます。
そして「パンッ!」とよく降ることで一本一本の繊維がほぐれ、乾くとふわふわの手ざわりに。
綿繊維の特徴として、お洗濯の後5~10%程度縮むことがあります。
タオルのお手入れ方法
ローテーションで長持ち
- 一度使ったタオルを洗わずに放置したり、使いまわしたりするとにおいや雑菌が繁殖する原因となります。 1枚のタオルを使い続けるのではなく、清潔なタオルを何枚かローテーションすることでタオルが長持ちしやすくなります。
タオルをやせさせないコツ
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洗濯ネットに入れて洗濯することで、摩擦による毛羽落ちを抑えることができます。また、柔軟剤や乾燥機の使用をひかえめにして頂くと、
毛羽が少なくなり生地の傷みが軽減されます。
乾燥機を使いすぎるとタオル生地を傷める場合があります。
パイルが伸びてきたときは
- お洗濯などを繰り返すうちに、一部のパイルが伸びる場合がございます。 伸びた場合は引っ張ると生地を傷める原因となりますので、短く切りそろえてください。
洗濯表示マークの意味は
洗濯表示には、長く愛用して頂くための洗濯方法や乾燥方法等の情報がマークで表記してあります。-
洗濯表示
意味
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液温は30℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯が出来る
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液温は40℃を限度とし、洗濯機で洗濯が出来る
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液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯が出来る
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塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
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タンブル乾燥ができる(排気温度上限80℃)
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低い温度でのタンブル乾燥が出来る(排気温度上限60℃)
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タンブル乾燥不可
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日陰のつり干しがよい
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底面温度200℃を限度としてアイロン仕上げが出来る
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アイロン仕上げ不可
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石油系溶剤による弱いドライクリーニングが出来る
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非常に弱い操作によるウェットクリーニングが出来る